「チェーンソー男/姉妹」や「ヴェルデューゴ」はプラーガとの適合具合の都合(ゴウゴウうるせえ)で生まれた存在らしいのだけど、何がプラーガ適合の決め手なのだろうか。「個体差」を決める要因は何か。
宿主が子供の場合は寄生の負荷に耐えきれず滅びるあたり、宿主の肉体によるものが大きそうだが、そうであるなら遺伝子との相性もあるのだろうか。研究には昆虫の遺伝子も使ってるし。
ヴェルさんが例の執事だとして、宿主が元々持っていた人間性や内面的なものは影響するのだろうか。
あるいは、プラーガとスゴい適合をする遺伝子が彼の血筋にあって(時代的に遺伝子の概念はなくても、プラーガという存在とヤバさに気付いて封じ込めができたほどの初代城主であればそのような傾向には気付きそう)、だからこそ代々執事としてサラザール家に置いておかれた筋もなくはない。伝統の世界は血筋ゲー。
城主の家族がなぜいないのかは知らんが(カリスマが裏で一枚噛んでいる可能性が脳裏をかすめるが)、執事の方に家族はいなかったのだろうか。城主は代々、執事も代々だぞ。
いたとして、執事によって逃されるなり、巻き添えで邪教徒ガナードもしくはノビスタやリヘナラにされるなりしたのだろうか。(これは前述の遺伝子適合説と矛盾しますが)
あるいは何らかの理由で彼にもいなかった(いなくなった)からこそ、城主に対してあのような考えを持っていたのかもしれない。そうであるなら、寂しいのは執事。
(城主に対し良いフォローができる関係を築けなかったっぽいのはマジで惜しい)
それと、あのでっかいお城に城主が一人+執事が二人は管理上マジで厳しそうなのでもう少し使用人がいたのではないかと思うのだけど……
1.プラーガ復活以前にどこかの時点で城主に愛想を尽かして逃げ出したり、何らかの理由で城主に追い出されたりした(何なら暇つぶしでクシ刺しにされていたのかもしれない)
2.代々の血筋の者ではない(どうでもいい)ので、教団実験絡みで優先的に城から排出した
3.いねえよ! 執事は二人! 他人なんて信用できるか!(→教徒を迎え入れてから城の規模を強化した?)
そのへんの事情はよくわからんが、なんやかんやで忠実な二人だけが残ったと考えるとそれはそれで。
※エルヒガンテは人間にプラーガをぶち込んだうえで遺伝子操作を加えた結果生まれたらしい。やっぱり遺伝子か。遺伝子はすべてを解決する!
しかし、ちょいちょいプラーガで制御不能のやつが生まれている中、ヴェルさんはよく言うことを聞いてくれたもんだ。あの硬さで暴れられるとたぶん教団がヤバイ。
もしくは実はプラーガで制御できていないんだけど、知性に加えて人間の頃の社会性がきちんと残っているとかで自主的におとなしくしてくれているのだろうか。
あるいは謎の理由で少年(城主)の言うことだけは聞くからパートナーになったとかハートフルな展開だったりするとちょっと笑う。